山形大学工学部に在籍する、Linuxを使っている人の綴る、PC関連記事やら山形のことやら車のことやら。 これでも1年生の時は「Linux実習」なるものでサーバの勉強もしました。
えー、馬鹿げたタイトルをつけましたが…w
でもこれ、あながち嘘でもないんですよ。
バイオマスとかバイオエタノールとか知ってます?
サトウキビやトウモロコシからエタノールを作ってそれをの燃料にしてしまおう、って言う試みで、ニュースでもやっているので耳にしたことは大体の人はあると思います。

で、これ。

自然界のものを燃料にするんだ!
化石燃料のように新しい二酸化炭素を出さずクリーンだ!


って言う人がいます。
例えばトウモロコシでエタノールを作る場合、トウモロコシは自然界の二酸化炭素と水と太陽光で育ちます。
それで育ったトウモロコシから作ったエタノールを動かすと、エタノールはまた二酸化炭素と水に戻る。これをトウモロコシが……って言うのが推進派の主張。
これは正解。


で す が


あまり広めたら食い物が無くなるぞ!



です。

トウモロコシやサトウキビ、パーム油などを原料にするため、広まるとそれらの価格が上がります。市場原理です。
トウモロコシは飼料作物として代表的なものの1つです。日本も海外から大量に輸入しています。それを豚や牛の餌にするわけです。
さて、飼料のトウモロコシが値上がりします。すると畜産農家が泣きます畜産農家も食っていかなければなりませんから、肉の値段を上げるしかありません。

で、どうなるか。
エタノールの原料になる作物は軒並み値上がりします。飼料に使っていたトウモロコシが値上がりするため、肉が値上がりします。今まで別の作物を作っていた農家がより儲けの出るトウモロコシなどを育て始めるためその他の作物の供給量が減ります。

さらに、今まで森林や草原だった場所が開墾され、トウモロコシ畑やサトウキビ畑に変わります。これで大量の動植物が失われ、減らさなければならないはずの二酸化炭素ですが、森林が破壊されると二酸化炭素吸収量が落ちます
さらにトウモロコシを作る際の肥料やサトウキビなどを絞った時の廃油で土壌が汚染されます。さらに地力が落ちるため土が余剰肥料や廃油とともに海や川に流れ出します。
結果海や川も汚染されます。



なーんてことになりかねないわけです。
バイオエタノールバイオディーゼルを切り札のように宣伝する人たちもいますが、私はその方法はその場しのぎにはなるけど永続的な解決方法にはならんと思うわけですよ。
難しいもんですねぇ。
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