山形大学工学部に在籍する、Linuxを使っている人の綴る、PC関連記事やら山形のことやら車のことやら。 これでも1年生の時は「Linux実習」なるものでサーバの勉強もしました。
まあ、とりあえずタイトルの通りです。FedoraCore4を、手持ちのFMVノートにインストールしました。
本来であればLinux専用機を用意してそこに入れるのが安全なのですが、あいにく手元にあるPCはノートPC1台のみ。だからと言ってまさか今入っているWinXPを消すなんて出来ません。XP消すくらいなら安い中古PC買ってきてそこに入れますって。
そこで思い付いたのがデュアルブート環境。

ここに、自分用の備忘録の意味も含め、デュアルブート環境を作り、Linuxを入れるまでの粗筋を書いておきます。
なお、ここに書いてある事を参考にデュアルブート環境を作るのは自由ですが、全て自己責任にて行って下さい。また「ここはこうした方がいいんじゃない?」という熟練の方がいらっしゃいましたら、コメントにてご教授下さいませ。
また今回はこちらのページを参考にさせて頂きました。これを基に、自分なりにアレンジしてみました。

では「続きを読む」で。
まず何より最初に、HDDのデフラグを行います。私はデフラグ専用ソフトを使って行いましたが、Win付属のデフラグソフトでも十分だと思います。ただし、1回だけではなく2回くらい行った方がいいでしょう。念には念を、です。もちろん万が一の事を考えて、重要なデータは外部メディアや、HDDが2つあるPCはもう片方のHDDに移すなど、退避させるのを忘れずに。

次にKNOPPIXなるLinuxのISOファイルを、ISO形式のファイルを焼けるソフトを使ってCD-Rに焼き付けます。WinであればRecord!Nowが最初から入っているのもありますし(私はそれを使いました)、フリーソフトでも幾つかあるようです。このKNOPPIXは、HDDにインストールしなくてもCD-Rのみで起動できるLinuxとして、結構有名なようです。もちろんBIOSの設定から、起動時CD/DVDドライブが最優先で読み込まれるようにしてね。
そして、上のページを参考にしながら、「システム」からQTPartedを呼び出し、Cドライブから10Gあまりを切り離しました。ただここで参考にしたページと異なったのが、Rootパスワードを設定しなくてもQTPartedが使えた事です。記事書かれてから月日経っていますし、仕様が変わったのかな?

さて、次に、入れるLinux選びです。
大学の実習ではVineLinuxを使いました。なので今回もVineを使おうかと最初は思いましたが、せっかくなので別のディストリビューションを使ってみることにしました。実習であれば同じタイプを使う事で分からない事があった場合誰かと一緒にやるなど出来ましたが、今回は完全に個人使用。分からない事があってもネットなどを使って自分で解決する他ないのだから、それならいっその事別のものを使うのも悪くはない、というのがありました。

とりあえず、その日はもう時間も遅かったので、インストールするのは次の日にする事にし、ネトゲにIN。
その時そこで、他のプレイヤーから話を聞くと、Linux知っている人もそれなりに多かった…。
これからLinuxを始めようとしている人が言っていたモモンガLinuxや、OFF会でも会った事のある、某大手会社のサーバ管理者している人が言っていたDebian、今回使う事になったFedora Coreなどを教えてもらいました(モモンガLinuxって、この時初めて知りました…
で、迷った末、Fedora Coreを入れる事にしました。
あまりマイナーなディストリビューションを使うと、ネットを使っても聞ける人が少ないから、Vineから離れても、それなりに名のあるディストリビューションを使おうと言うのもありました。

次の日。
早速Fedoraの公式ページに飛んで、そこからISOファイルをDL。KNOPPIXと同じようにISOをCD-Rに焼き付けます(でもKNOPPIXとは違って複数枚CD-Rが必要でした。…VineのCD-Rが1枚だけで済むってのは、Linuxの中でも少ない方だったのね
途中PCの使用方法を求められ、ワークステーションやサーバにする事も出来るけど、今回は実習のようなサーバ目的じゃないので「パーソナルデスクトップ」で選択。
後は画面の指示に従ってインストールしていくだけですが、注意しなければならない点がいくつか。
まずパーティション設定では必ず「システムの全てのLinuxパーティションを削除」にする事。既にLinuxが入っていて、さらに追加したい場合は「空き領域を〜」を選択します。
デュアルブート環境にするのなら、間違えても「全てのパーティションの削除」にしないように。Winまで消えますからね。

それから、ブートローダーの設定です。
ブートローダーとはBoot Loader。文字通り、起動(Boot)時に最初に読み込む(Load)プログラムの事です(詳しくはこちら参照)。Winは通常NTLoader、VineにはLILO(LinuxLoader)、FedoraにはGRUBと言うのが使われています。
同時にこれは、何も専用のものじゃなくて、設定次第で、例えばNTLoaderでVineを起動させることも可能だし、GRUBでVineを起動させることも可能です。
私の取るべき道は2つ。NTLoaderでFedoraを起動させるか、GRUBでXPを起動させるか、の2つです。
しかしNTLorderでXPとFedoraを起動させるためには、調べてみたら、インストール時にLinuxを起動させるのに必要なlinux.pbrというファイルが作成されるらしい。これをFDをマウントし、そこに入れて、インストール終了後にWinのルートフォルダにlinux.pbrを置いてboot.iniを編集し…云々。一言で言えば面倒だという事が分かりました。
なので私はGRUBでXPもFedoraも起動させる事にしました。
とりあえず「ブートローダーの設定」と言う所まで進め、その「ブートローダーの設定」で「Fedora Core」と「Other」の2つがあります。ここでのOtherとは、つまり入っているもう1つのOS、WinXPなので、ラベルを編集し「Microsoft Windows XP」と書き換えました(これは自由に書いて構いません)。
それから、使うOSも、Fedoraを入れたとは言えメインはXPになる予定なので「デフォルト」のチェックをFedoraではなくXPの方に入れました。これで、起動時に何も操作しなければXPが、必要な操作(と言っても、GRUBがXPを起動するまでの5秒の間にキーを叩くだけですが)すればFedoraが起動します。
とりあえず…つまりやっていることは/dev/hdaのMBRにGRUBを上書きしたと言う事です(今までは当然NTLorderが入ってました)。

後は普通にやっていくだけです。
ネットワークの設定。大学の実習でやったようにサーバを組むなら変動IPだともの凄く不便なのでDHCPを切り、固定IPにして自分でIPアドレス入力しますが、今回はノートに入れて持ち運ぶのが目的なので「DHCP経由で自動設定」でOK。
ファイアウォールの設定。これも「有効」にして…弄る所も特に無いでしょう。
タイムゾーン。モスクワやロンドンに住んでいるわけじゃなく日本に住んでいるので「アジア/東京」を選択。
管理者(Root)パスワード。当然、辞書の単語そのままなどアホな真似はしない。数字、英字、記号を全て組み合わせて入力。
インストールパッケージの選択。これもとりあえずはデフォでいいでしょう。
後はインストールするだけです。途中CD-Rの交換を求められるので、指示通り行います。

インストールは結構時間がかかります。
その間、大阪にいる友達に電話をかけ、彼氏とはうまくいっているかとか、インフルエンザはもう治ったかとか聞いていました。それから、春に大阪に行って会う予定だったけど、行けなくなって申し訳ない、とかね。

そうこうしている内にインストール終了。
利用許諾書が出てくるので、読んで受け入れ。
時刻設定。PCの時間を読んでいるようなので、大幅なずれはないと思います。また、次のNTPの設定をすればいいので、とりあえず先に進みます。
NTP…ネットワーク・タイム・プロトコルの設定。つまりPCの時報のようなものです。NTPの最上位サーバがGPSを使って正確な時刻を合わせ、そのサーバに問い合わせる事で自分も正確な時刻を得る事が出来ます。
プロバイダが提供しているのもありますが、私はノートに入れて色々持ち歩くので、自由に使えるものを選びます(例えばOCNが提供しているNTPサーバは、OCN接続からのみ有効です)。大抵、大学などが提供しています。このページ此方のページにNTPサーバのリストがあるので、近い所を選んで選択します。
ディスプレィの設定。規定のように設定(VGAやSVGAもあるけど使いにくい…

さて、また重要な常用アカウントの設定。
Rootは別名「スーパーユーザー」とも言われ、それこそ、Linuxの全てを司る事が出来ます。これにより大きな拡張性をLinuxでは実現できるのですが、逆に、慣れないで変なファイルを弄ると、最悪Linuxが起動しなくなる可能性もあります(私の場合、実習をやっていた頃、コンソールからの入力を一切受け付けなくなった事がありました。別PCを借りてやってみた所、ネットワークは生きていたので、別PCから常用アカウントにINし、Rootになり、間違えた設定を元に戻しました)
また、RootでINする事は、セキュリティ性の問題も大きいのです(何でも出来る。つまりDoS攻撃や侵入の踏み台にも出来る)。なのでいつもはここで設定する常用アカウントでINし、必要な時のみRootでINするようにします。
サウンドの設定。後でも設定できますから、鳴れば万歳。鳴らなくても今はいいでしょう。
アプリケーションの追加。…まあ、今は必要ありません。

これでFedoraのセットアップが完了しました。
ログイン画面が表示されるので、早速、先程設定した常用アカウントを使ってINしてみましょう。



次は、Fedoraを入れた後の事について述べてみます。
ではでは。
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2007/10/07(日) 18:39:35 | サーバー用語集